背筋のトレーニング方法
背筋のトレーニングは数種類の方法があります。まずベントオーバーロウですが、広背筋、大円筋、上腕二頭筋など上背部を鍛えるのに効果的な筋トレーニングです。
これは両手にダンベルを持って背中を丸めないようにして上げ下げします。この時、腕は使わずに背筋を使って引き上げるのがポイントで、姿勢の維持が難しい時はベンチにうつ伏せになってもOKです。
ベントアームプルオーバーは、広背筋、三角筋、僧帽筋、大胸筋に効果のあるトレーニングで、まずベンチに仰向けになり、ダンベルと手首を真っ直ぐ伸ばした状態で肩幅より狭い幅で握ります。次に両ひじを曲げたまま、バーを顔の上を通過させ、頭の下に移動させ、今度は上げていくというトレーニングです。
タッチトウズは両手にダンベルを持って前屈を行う広背筋、脊柱起立筋、大臀筋、僧帽筋などに効果があるトレーニングで、姿勢は足を開いて立ち、ダンベルが足首につく位置まで上体を倒し、元に戻るというものです。
プローンボディーアーチはうつ伏せになって上体をそらせますトレーニングで、広背筋、脊柱起立筋、大臀筋に効果があり、姿勢も良くなります。
ヒップリフトは広背筋、大臀筋、脊柱起立筋に効果のあるトレーニングで、これは仰向けになって腰を浮かせる動作をするものです。
これらのトレーニングはそれぞれ簡単な動きによるものなので誰にでもできると思いますが、回数などは初めから無理はせずに、特に腰の痛い人などはできれば専門家の指導を仰いだ方が賢明でしょう。